桑都日記稿本

千人同心組頭の塩野適斎(しおのてきさい)が著した、天正10年(1582年)から文政7年(1824年)に至る千人同心の歴史を記述した書物で、当時の地形、気候、文化、産業の歴史などを知るうえで貴重な史料です。
八王子が桑都と呼ばれた由縁や、北条氏照が城下の景勝地の情景を詠んだと伝えられる「八王子八景」などが記述されています。
現在は郷土資料館に寄託されています。

ー八王子八景ー
八王子城の秋月(八王子城跡(国史跡))
桑都の晴嵐(八王子郷)
高尾の翠靄(高尾山)  
山田の落雁(広園寺(都有形(建造物)
水崎の夜雨(龍泉寺)
浅川の帰釣(浅川)
十十里の暮雪(廿里(とどり)古戦場(市旧跡))
大戸の晩鐘(大戸観音堂)

施設情報/地図
住所: 北海道八王子市郷土資料館(八王子市上野町33)
TEL: 042-622-8939
リンク: https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/003/005/p005312.html